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7月平野支部例会 振返り 企業変革支援プログラムで会社は変わる

7月例会は住之江支部の松浦さんによる報告でした。

同友会には企業変革支援プログラムという、自社の強みや弱み、取り組めている事や課題などを見える化出来る診断プログラムがあります。松浦さんは社員さんと一緒にそのプログラムを毎年実施し、自社の成長に活用されてきた実体験を報告して頂きました。

企業変革支援プログラムがある事はもちろん知っていましたし、指針セミナーを受講した際に1講で実施するので、それ以降自社でも実施していましたが”活用”と呼べる程では全くなく、どのように活用すれば良いのか、そもそも活用出来るものなのか?と思っていました。

松浦さんが仰っていた「年輪経営」とは、毎年少しずつでも自社や個々が成長して行く事を目的とされているとのことですが、どれくらい、そしてどのように年輪経営が出来ているのか、また、来年はより大きな成長にする為にはどういった課題があるのか?等を、企業変革支援プログラムで抽出し、社員と共に話し合い、取り組む事が出来る方法を教えて頂く事が出来ました。

私は社員を巻き込む事が得意ではないのですが、「どのように」の方法を一つ知る事が出来たと、今、とてもワクワクしています。松浦さんの会社では、社員さん全員で取り組んでいらっしゃるとの事でしたが、弊社ではまず、管理職と事務スタッフとで取り組もうと思います。

2022年6月【平野支部例会】振返り記事

講師:桑野会計事務所 桑野 充弘
報告者:吉原建設産業株式会社 吉原 和希
テーマ:数字をみるのが難しいと思っていませんか?

〈例会での学び〉
簿記の勉強は大学でしてきましたが、経営者としての決算書の読み方が分かっていなかったと気付かされた例会でした。

当日は、講師の桑野さんから決算書を読む際の勘所についてレクチャーがあり、その後報告者の吉原さんから自社の決算書を複数年分並べることでの気づきについて報告がありました。

私も例会後自社の決算書を10年分エクセルに打ち込んだところ、今の経営課題が実は過去にも会社としては経験したような課題であり、俯瞰して見ると十分克服可能であることに気が付きました。

また、自社の事業の強みと弱みについても数字を並べることでよく分かりました。

グループ討論では、決算書2期分をみて、数字の動きから経営者の考えや事業のリスクを読み取る練習をし、決算書でそこまで分かるのかと苦手意識を持っていた数字を見るのが楽しくなりました。

<今後の活動>
平野支部では、今期「論語の前に算盤」というタイトルで「マーケティング」「経営戦略の立て方」「銀行との付き合い方」等経営者としての学びを深めていきます。こちらの勉強会は平野支部会員限定(ゲスト参加可)ですので、参加ご希望の方はお問い合わせからご連絡ください。