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株式会社Re-fa 原田直美 西成住之江支部 大阪府中小企業家同友会
【例会振返り】組織の生産性改善の鍵は「共通言語」作り

7月の大阪府中小企業家同友会 西成住之江支部の報告者は、株式会社Re-faの原田さんでした。

原田さんは日頃から組織作りが上手な方だなと感じており、何か学べる点はないかなという目線で話を聞かせて頂きました。

報告の中で感じたのは、どこの組織も組織運営で直面する課題は似たり寄ったり、同じような問題が発生している。しかし、問題に対するアプローチは経営者により異なり、他の経営者の方のアプローチの仕方を学ぶことが有意義です。

原田さんのアプローチで面白いなと感じたのは、その課題を解決する為に「共通言語」作りを大切にされ、全社員が統一の価値基準で判断できるようにすることで、組織の力を引き出していることでした。

人間同じものを見ていても捉え方は様々。

だからこそ、理念やビジョンを共有し、研修を通して同じ価値基準を持ったり、他人の考え方を知る必要がある。

そして、生産性の高い組織作りに注力された背景には、原田さんが企業活動を通して、西成の人たち、地域を元気にしたいという思いがあり、「西成の太陽になる」というビジョンがあるのだと伺い、組織作りや人の力を引き出すのが上手な理由が腑に落ちた報告でした。

同友会では、「人を生かす経営」を活動の重心に置いています。人の力を引き出すことが、組織の生産性アップに繋がるイメージが持てない方には是非聞いて頂きたい内容でした。

<記事執筆>
株式会社Fine T&H 小西真之

12/21【平野支部 忘年例会】指針セミナー振返り報告!

<日時>
2022/11/22 (火)
18:00 受付
18:30〜21:30

懇親会は19:00~

<報告者>
株式会社澤田製作所
代表取締役 澤田 悠司
吉原建設産業株式会社
代表取締役 吉原 和希

<内容紹介>
今年度の経営指針成文化セミナーを受講した澤田さん、吉原さんにセミナーを受講して学んだことや気づいたことについて報告して頂きます!
指針セミナーに関心のある方はもちろん、会社経営に悩みを抱えている方も多くのヒントを得られる報告です。
会社を成長させていくために必要なことは何か一緒に考えましょう。

懇親会では景品も用意させて頂き楽しい企画を用意しております。

<会場>
道頓堀ホテル

<参加費>
ゲスト無料
※経営者・後継者の方のみ

<懇親会費>
道頓堀ホテル(移動無し)
参加希望者のみ5,500円

参加申込

参加資格:経営者・後継者の方

参加費:無料

    10月平野例会振返り 「国民や地域と共に歩む中小企業」ってようわからん!?だから身近で実践した人の話を聞こう!

    <報告者>
    有限会社エムアンドジー キタデ
    代表取締役 北出 義孝

    株式会社富士精機
    代表取締役 田村 孝

    株式会社山本建材
    代表取締役 山本 弘司

    10月の平野支部の報告は平野支部の有志から生まれた地域貢献活動「フィールドコア」についての報告でした!

    「フィールドコア」では、社会貢献活動として地域の学校で「キャリア教育」や「ものづくり体験」の取り組みをしています。

    なぜ、そのような活動をするに至ったのか?
    「社会貢献の中で多くの気づきを得ることができる」目から鱗の報告でした。

    例会タイトル「国民や地域と共に歩む中小企業」ってようわからん!?だから身近で実践した人の話を聞こう

    <感想>
    1:フィールド・コア平野ができたきっかけ
    「勇・友・遊」の3つのゆうを掲げ、2005年に立ち上がった。特に「遊」の想いを大事に仲間と集った。
    結果、活動の質があがったことで「何のために活動しているのか」を落とし込んだ結果、活動理念が生まれた。
    活動理念
    ・もの造りの大切さ・楽しさを次世代へ伝える
    ・もの造りを通じて働く喜びを伝え、地域に根差す人造り
    ・人造り・もの造り・夢造り

    2:キャリア教育をはじめたきっかけ
    地域の小学校~大学生までの幅広い層にもの造り体験を通して、楽しさや喜びを知ってもらう為に活動を開始した。
    万華鏡造りを通して、多くの子供たちと交流が出来ている。
    感動を覚えて、地域のもの造りに就職してほしい。
    大事にしている想いは、
    ・キャリア教育は見返りを求めてはいけない
    ・人生の大人として、「人間同士」の付き合いがないと意味がない
    活動を続けるうえで、子供たちから学ぶことも多く、お互いがよい学びとなった。

    3:産業交流フェアへ参加したきっかけ
    「近くの工場は何をつくっているのか知ってもらおう」がきっかけ。
    万華鏡造りのアンケートでは「楽しかった」の回答が多く、以降毎年参加することに。
    ここでも特に、得は無く、自己成長の為に参加している。
    1・2・3を継続する為のモチベーションは「感動してもらえるから」「みんなの笑顔が素晴らしいから」など
    利他の心であること。

    4:グループ討論「次の世代の子どもたちに何を伝えたいですか?」
    グループ討論では「人造り」がキーワードとして出ました。
    今の日本のおいては、会社にいれば給料がでるなど、浅い考えをもった人も増えてきている。
    もっと「お金を稼ぐ」ことについての感覚を早く養ってもらうのが大事。
    また、現代ではありとあらゆる情報が錯綜しているが、しっかり情報を見極め、自分事として物事考えることが大事と話がでました。

    今回も多くの学びをいただくことができました!

    【平野支部】9月例会振返り 数字が見えたことで会社が変わった~まずは売上至上主義からの脱却~

    平野支部の9月例会は、株式会社リサイクル 代表取締役の大天さんにご報告いただきました。

    大天さんは社長就任時に売上倍増と全国展開、経営理念の達成を掲げ、順調に業務の拡張と設備投資を進めていきました。それが一点、リーマンショックを受け、徐々に売上が減少していきました。その状況下、経営状態を良くする為に売上を上げる、経費を削減する、コストダウンの3つを社員さんに徹底しましたが、中々経営が好転しなかったという事です。

    社員さんの頑張りで売上は上がりますが、利益が出ず、何故利益が出ないのかとの疑問に至り、その疑問はMG研修に参加することで解決に導かれます。

    経営に必要な数字は売上目標のようなゴールの数字よりも、自社が今はどのような状態かを知り、そこから強みと弱みをどのように進めていくべきかの判断が出来る「現時点の指標」の方が大事だと気付かれたとの事です。

    また、売上高に関係なく発生する固定費を捻出するには、売上高の数字だけでは足りず、仕入原価や外注費等、売上によって変動する費用を差し引いた「粗利益率」が固定費と同じになる事が「損益分岐点」なんだと理解され『売上至上主義からの脱却』へと繋がっていったとの事です。

    特筆すべきは、経営計画を立てる際は、まず社員さんの給料の支払い額を最初に決めるとの事です。給料の支払いに絶対的に責任を持つ大天さんの経営姿勢は、美辞麗句を並べ立てるよりも社員さんをとても大事にしていることが伝わってきました。


    最後に大天さんの夢は、社員さんが社員さんの子供たちに「株式会社リサイクルは安心して働ける良い会社だ」と勧めてくれ、社員さんの子供たちが入社してくれる会社にしたいとおっしゃっていたのが印象的でした。

    論語と算盤を実践している報告でとても良い勉強になりました。

    【例会振返り】『100年企業を目指す中で気づいた本当の人材育成とは』 ~家業から企業へ更なる成長を目指して~

    2022年8月23日に、阿倍野市民学習センター講堂にて、東住吉支部・上町支部の合同8月例会が行われました。
    報告者は、株式会社エスエス保険センター代表取締役の亀多正純さん。

    <参加者からの感想>

    『亀多さんが家族経営からM&Aを経ながら会社を大きく、業績を上げていく過程で起こった人材育成を含めた社内の問題を解決する為に、行なってきたこと、のお話がありました。大きな問題として認識できていなかった時は、誰でも多くの人がそうであるように、向き合いきれていなかった、問題から逃げていた、ということでした。

    そうこうしていくうちに、社員の退職が相次いだり、もっと大きな問題も起こることで、半ば強制的にプレイヤーから経営者への変換が迫られます。

    エスエス保険センターが大切にしてきたお客さまのこと、これからもそれを守っていくには、社員を欠かすことなく会社と共に成長していくには?
    亀多さんは経営者として成長していくことが欠かせないことであるとお話しされていました。

    壁にぶつかり、苦しみ、自信を失いながらも、問題を洗い出し、取り組んできた亀多さんの報告を聞いて、同じように悩みを持つ経営者さんにとって、大きなヒントになったと、グループ討論でもありました。

    このように報告者の経営の問題を赤裸々にお聞きできる場があればこそ、そこから得られる学びも素晴らしいものになると、改めて思いました。』

    このように、私たちは月に一度経営者の報告を通して経営者としての成長のための勉強の場を開いています。
    そして仲間を増やし、共に成長することにより、元気な大阪、日本を目指しています。